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フランス料理を身近に

JR元町駅から歩いて数分、鯉川筋を上った先にあるのが「ビストロ・レクレ・神戸」だ。

「少しでも身近に、楽しく、堅苦しくないものを」をお店のコンセプトにオーナーと二人三脚で歩まれてきた鈴木シェフ。

いままでは業界全体にも危機感を感じていたという。

「料理の世界は競争が激しく、おまけに今の時代は向かい風も吹いている。このままでは高級フレンチは我々のライフスタイルからかけはなれていく存在となりかねない。」

お店のオープンから1年2か月がたった今「お客様と楽しくお話できるのがこの仕事の魅力です」と気さくに話す鈴木シェフは今後ワインの勉強もして人間としての幅を広げたいという思いもあるようだ。

料理の仕事の醍醐味、楽しさを発信していくことも料理人としての使命であることを再確認できた瞬間だった。