【2023年最新】ゆるい?厳しい?調理師の専門学校の校則について調べてみた
調理系専門学校の校則はゆるい?厳しい?
「調理師の専門学校に行きたいけど、校則って厳しいのかな?」
「新学期から調理系専門学校に通うけど、服装や髪型などに決まりはあるんだろうか?」
「せっかくだから髪を染めたり、ピアスをしたり、おしゃれをしたいけど大丈夫かな?」
きっとこんな不安や悩みを持っている方も多いと思います。
そこで、今回は調理系専門学校の校則について詳しくご紹介いたします。
髪を伸ばしたり、髪を染めるのはNG?
じつは今はほとんどの学校が髪を染めたり、パーマをかけたりすることを認めている傾向にあります。
ですが何でもいいわけではなく、学校側は学生に髪の毛に対する意識はもっておいてほしいと考えています
理由としては、人の食べ物を取り扱う職業であるためです。
1本でも髪の毛が混じってしまうと信用が大きく失われてしまうため、細心の注意が払われています。
また洗髪剤が料理の中に入ってしまうと、大きな問題を引き起こす可能性もあります。
先髪剤は、髪の毛の中に浸透しているものではなく、髪の毛の表面に付着しているだけの状態です。
そのため、少し動くと髪の毛から剥がれ落ちてしまうのです。
それが料理に入ってしまうと異物混入事件となります。
同様の理由で、ヘアワックスやヘアスプレーなどの整髪料の使用も注意が必要です。
つまり校則でルールが決まっていなくても、プロとしての意識を学生のうちから磨いていく必要があるという考え方のもと先生は時には厳しく指導をしていきます。
続いて、詳しい髪型についてお話しいたします。
髪の毛は男女ともに肩に髪が肩につかない程度の長さを基準としている学校が昔は多かったですが、今はそんなことはありません。
しかし、髪の毛の異物混入事件が最も多く、それを防ぐためには肩までの長さが必要であると考える学校も少なくありませんので、そこはしっかりと確認をしましょう。
髪の長さに関して、厳しく指導をしていない学校でも実習の際には、髪の毛を帽子の中に必ずしまわなければなりません。
これも異物混入を防ぐために大切なことですから、しっかりと守りましょう。
化粧・アクセサリーも禁止なの?
続いて、化粧やアクセサリーの校則について詳しくお話しいたします。
まず、化粧についてですが、認めている学校はほとんどです。
しかし、女性が使うファンデーションの粉も異物混入事件に繋がる恐れがあります。
もしかしたら、就職後、調理師やパティシエとして働く場合、メイク禁止のルールを設けている職場があるかもしれません。
今のうちに慣れておくといいかもしれませんね。
またピアスやアクセサリーについてです。
ピアスやアクセサリーも衛生面の問題があるため、実習中は着用を認めていない専門学校が多いですし、そもそも通常時からピアス着用を禁止しているところもあります。
事前にしっかりと確認しましょう。
入学後に後悔しないために!学校を知る方法
前述したとおり、今の時代は髪型やアクセサリーについて規制のある専門学校は少なく、本人の個性を尊重した学校が多いということはわかっていただけたかと思います。
しかし実は禁止でしたといったケースも考えられますので、入学後後悔をしないためにも、校則について詳しく調べる方法を3つほどご紹介いたします。
専門学校の公式サイト以外にも、資料を請求して熟読する
学校情報を集める際には、専門学校のホームページなどの公式サイトを活用する場合が多いでしょう。
しかし、それだけでは入手できる情報は限られています。
そこで、学校から資料を請求するなどしてより詳しい情報を入手しましょう。
その資料には、公式サイトに載っていないような細かい情報が掲載されていることも多いですから、しっかりと読み込んでおきましょう。
オープンキャンパスに参加する
これが最も効率的な方法でしょう。
その理由としては、実際の先生方から校則についてのお話を聞くことができるからです。
また実際に在学している学生の姿も見ることができるので一番参考になるとおもいます
進学した先輩、知り合いが居れば話を聞いてみる
公式サイトや資料から情報を集める、オープンキャンパスに参加するという方法を紹介してきました。
しかし、どちらかというと専門学校側からだけの情報だけを集めていることになりますから、もしかすると学生に不利なことはあまり伝えていないかもしれません。
そこで、オススメしたい方法の一つは、その調理・製菓系専門学校に進学した先輩や知り合いがいるならば、彼らからお話を聞いてみるのもいいでしょう。
そうすることで、学校側の意見だけではなく、学生から見てどのように感じたのかを深く知ることができます。
身だしなみに厳しいのは衛生面の問題だけではない
調理系専門学校の身だしなみに関して、認めている学校が多くなってきていると記載しましたが、規制が多いのが現実です。
それは安心・安全な食事を提供するためには、安全管理の意識を高めなければならないためです。
しかし理由はそれだけではありません。
卒業後調理師やパティシエとして現場で働くことになった時、身だしなみに関するルールをしっかりと守ることができれば、職場の人たちやお客様に大きな安心感を与えることもできるからです。
料理は、チームワークが非常に重要です。
そのため、専門学校では校則を厳しく設けている場合があります。
まとめ
ここまで、調理・製菓系専門学校の校則についてお話ししていきました。
髪の長さ、髪を染めたり、整髪料をつけたり、アクセサリー、化粧、香水と身だしなみに関することを解説してきました。
記載した通り、調理系専門学校の校則は、他の専門学校と比べると厳しいイメージがありますが、実際には認めているケースが多くなってきています。
しかし、まだまだ学校によっては禁止をしているところもありますので、入学前に確認が必要です。
認めている学校でも、実習中はネットに髪をまとめるとかピアスは外す、といったルールを決めて指導してる学校が多いです。
なぜと思われがちですが、ここまで徹底してしなければ食品の安全を守ることができません。
また、調理師として働く場合にも、これらのルールを守らなければお客様に安全に食品を提供することはできません。
大変ですが、今のうちに意識を養っていくことで、卒業後はきっと役に立ちます。
ただ、まったくおしゃれをするという経験ができないまま、学生時代が終わってしまうというのも名残惜しいと感じるでしょう。
友達と遊ぶ時や、連休中は髪を染めたり、アクセサリーをつけたり、化粧をしたりしてもまったく問題はありません。
オンとオフを切り替えながら、遊びも勉強も頑張れるような学校生活を送りましょう。