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知らなきゃ損!調理師の専門学校の合格率について解説します

「将来は調理師として働きたい」

「ちゃんと調理師専門学校に合格できるかな…」

「調理専門学校の入学倍率はどれぐらい?難しい?」

「調理師専門学校では、どんなことを勉強するんだろう」

このような希望や疑問をお持ちの方も多いでしょう。

この記事では、調理師専門学校の入試の難易度やその合格率、入学後に学べる知識などについて詳しく解説しています。

ぜひ最後まで読んでください。

そして何より合格を目指したいという方は「専門学校の面接はどんな服装で行ったらいいの?制服やスーツを着る時に気を付けたいポイントもご紹介」の記事も合わせてご覧ください。

‐目次‐
  • 〇入学の難易度について
    1. ・決して高くない入学の難易度
  • 〇入試内容よりも入学定員数がポイント
  • 〇調理師専門学校の合格率は?
    1. ・合格率100%のAO入試とは
  • 〇大事なのは入学してからの学び
  • 〇調理専門学校で可能な学びとは?
    1. ・調理に関する専門知識、スキル
      ・調理系の資格を取得できる
  • 〇まとめ
  • 入学の難易度について

    結論から言うと、調理専門学校の入学の難易度は、学校やコースによって異なります。

    一般的には、都心部にある有名校や人気の高いコースほど受験者数が多くなり、入学の競争が激しく、入学難易度が高くなる傾向があります。

    またその専門学校の歴史や評判、就職率、設備やカリキュラムなども受験者が進路を選ぶ基準となり、入学の難易度に影響を与えます。

    決して高くない入学の難易度

    調理専門学校の「入試難易度」は決して高くありません。

    入試方法によって異なりますが、基本的には「提出書類提出(入学願書・証明写真・調査書)」や「面接」がメインです。

    神戸国際調理製菓専門学校も面接での入試を採用しております。

    その理由はそもそも専門学校というところは職業と強いつながりがあるので、職業適性というところは学力試験では判断しにくいところにあるからです。

    しかし専門学校によっては「作文や一般教養の筆記課題」も実施しますので、必ず志望校の入試情報を確認しておきましょう。

    ただ、一点だけ気にしていただきたいのが「入学定員数」です。

    入試内容よりも入学定員数がポイント

    専門学校では「入学定員」が重要だと思われます。

    専門学校の入学倍率は「学科」毎に異なりますが、実際に入学定員を大きく上回る入学希望者が、1校だけに集中することはまず考えにくいので、倍率はあまり気にしなくてもよいでしょう。

    それより学校や学科毎に決められている入学定員がポイントです。

    特に「国家資格」を目指す学科は、入学定員に対し厳格です。

    「少人数制の専門学校」や「人気分野の学科」は、早々に入学定員に達してその年度の募集を締め切られることもあります。

    実際に本校でも2023年度募集に関しては製菓1年制学科である「製菓衛生師科」が定員に達したので、募集期間にも関わらず募集を締め切りました。

    したがって、自身が希望する専門学校に入学するためにできるだけ早期に進路活動を進めて、悔いのないようにしましょう。

    また、入学を決めた場合は早めに入学の意志を学校に伝え、入学手続きを行うことをおすすめします。

    調理師専門学校の合格率は?

    調理師専門学校の合格率は、言ってしまえば「ほぼ100%」です。

    なぜなら、「AO入試」と呼ばれる試験方法を採用している学校がほとんどだからです。

    ではなぜAO入試を採用していたら合格率は100%なのでしょうか?

    合格率100%のAO入試とは

    AO入試とは、「アドミッションズ・オフィス入試」の略称です。

    専門学校に入学している約7割の学生はこのAO入試を利用して入学をしているのが現状です。

    ではなぜAO入試での合格率が100%と言えるのでしょうか。

    それはそれぞれの専門学校にはアドミッションポリシーというのが公表されており、アドミッションポリシーを十分に理解した学生の入学を積極的に受け入れているからです。

    この背景には先ほども明記した通り、専門学校は職業と密接している部分があるので、学校側は学力の高い生徒よりも、やる気があり、専門にする分野を一生懸命に学んでくれる生徒を求めているというのがあります。

    そのため、試験内容は学力試験ではなく、面接や書類選考であることが多いです。

    面接や出願書類でやる気があることをアピール出来れば、ほぼ間違いなく合格できるでしょう。

    なぜなら、調理や製菓に対する熱量を面接を通じて、面接官が判断するわけですが、その熱量で合否は判断しにくいからです。

    もちろん100%だからといって油断はできません。

    何よりも「この学校で学ぶんだ」という強い意志が必要です。

    気になる方は是非、志望する調理専門学校にお問い合わせしてみてください。

    大事なのは入学してからの学び

    「入学後、あなたは何を頑張りたいですか?」

    「専門学校ではどんなことをやりたいと考えていますか?」

    AO入試の面接でよく聞かれる質問です。

    ここからも、入学がゴールではないことが分かります。

    興味のある実習や授業を頑張るのもいいですし、今後、活躍したい分野の勉強を頑張るのもいいでしょう。

    ここで努力のできる人が、求めるキャリアを獲得することができます。

    もし、専門学校で合格を目指しているのであれば、このAO入試の面接でよく聞かれる質問に対する答えを用意した方がいいでしょう。

    調理専門学校で可能な学びとは?

    調理専門学校では主に、食事や衛生管理に関連する専門知識を学ぶことができます。

    具体的には、調理実習を通じて和洋中の技術だけではなく、食材の扱いかたや、食育、食文化まで学習します。

    そして、座学では衛生概念をはじめ、栄養や飲食業界の歴史まで幅広く学びます。

    調理に関する専門知識、スキル

    調理師に求められるスキルは衛生概念と質の高い食事を提供することです。

    そのための食材の鮮度を見極めるスキル、食材の処理方法や調理器具の活用、火加減などの調理スキル、メニューを考えるスキルなどが求められますが、1年間または2年間を通じて習得していきます。

    神戸国際調理製菓専門学校の調理スペシャリスト本科では2年目のフードプランニングという実習を通じてこれらを学習していきます。

    調理系の資格を取得できる

    将来、調理師として働きたいと考えている場合は、調理師免許の取得が必要です。

    調理師専門学校では、1年以上学習し、卒業することで調理師免許の取得が可能となっています。

    調理師免許の取得方法については「【国家資格】調理師免許をご紹介!取得方法やメリットをご紹介」の記事で詳しく書いておりますので、併せてチェックしてみてください。

    専門調理師・調理技能士といった上位資格の取得を目指す場合にも、調理師免許の取得が必須です。

    まとめ

    調理師専門学校の入試方法や合格率、入学後どのようなことを学ぶのかについてお話しました。

    専門学校側が求めているのは、専門として学習を深めていこうという意欲的な生徒です。

    また、面接や、出願書類の記入時にはやる気が伝わるように工夫しましょう。

    -〇この記事の執筆者〇-

    神戸国際調理製菓専門学校

    本校は神戸で唯一、調理と製菓が学べる学校です
    「一人ひとりの味を、ずっと応援」をコンセプトに調理と製菓、それぞれに幅広い視野をもったプロを育成しています。料理を2年間勉強するコースである調理スペシャリスト本科では調理師免許の他に「介護食士3級」「食育インストラクター」など在学中に最大9種類もの資格を取得可能です。お菓子を1年間勉強する「製菓衛生師科」や2年間勉強する「製菓スペシャリスト本科」では製菓衛生師の受験資格を取得可能です。

    フランス・パリの街並みを再現した1Fエントランスは学生カフェを併設しております。JR元町駅から南に徒歩3分。