高等教育の無償化の仕組み
2020年4月から高等教育の無償化として知られている「高等教育の修学支援新制度」が実施されます。
高等教育が無償化するとは大学や専門学校などで行われている教育の学費が無料になるという認識になっているが、一概にそうではなく要件を満たした上で授業料や入学金の一部が減免されたり返済不要の給付型修学金を受け取ることができるという仕組みである。
ではなぜ授業料や入学金の一部が減免されるのか?
それは10月から始まった税率の引き上げによる増収から分配されるからである。
軽減税率(8%)の減収分を差し引くと増収分は約4,6兆円となりその中の約7,600億円を使って、高等教育の無償化にあてられると言われています。
消費税は10%になりましたが、その分教育関係に力を入れていただけるということですね。🙆
これでいままで学費が高くて専門学校への進学をあきらめていた方も諦めずに済むかもしれません。
高等教育の無償化の仕組み
高等教育の無償化として知られている「高等教育の修学支援新制度」には「授業料等の減免」と「給付型奨学金」の2種類があります。
「授業料等の減免」と「給付型奨学金」を利用する場合、支給される金額は以下の3点によって異なります。
- 学費・・・学科の学費の入学金と授業料の金額
- 世帯収入額・・・本人と父母の年収
- 通学要件・・・自宅から通っているかどうか
具体的に下記のページより自分が対象かどうか、またどれくらい金額が給付されるのかを確認できます
https://shogakukin-simulator.jasso.go.jp/
神戸国際調理製菓専門学校の場合、調理スペシャリスト本科や製菓スペシャリスト本科といった学費が高くなる2年制学科の方が支援は大きくなります💡
ではなぜ「高等教育の修学支援新制度」を導入するのか。
それは、だれでも大学や専門学校への進学できるようにするのが一番大きな理由だといわれています。
この新制度を利用する学生は最大で約75万人になると予想されています。
専門学校や大学に進学することができれば、夢や将来の幅を広げることができるため、申し込みの方法など確認したい方は以下の文部科学省のページをご参照ください。
http://www.mext.go.jp/kyufu/index.htm
神戸国際調理製菓専門学校及び育成調理師専門学校もその対象校として認定を9月20日に受けました。
調理師になりたいけど学費が高すぎると感じていた人は「高等教育の修学支援新制度」を利用するのも一つの方法かもしれません。