ブログ

活躍する卒業生の紹介~詹光遠さん(台湾)関西外語専門学校 出身~

詹 光遠(センコウエン)さん 台湾出身

shop : ノビノビ工房 オーナー

adress : 台中市西屯區安林路53-11号

製菓スペシャリスト本科 2010年卒業

関西外語専門学校 出身

センさんは台湾からの留学生として日本に来日し、神戸国際調理製菓専門学校の製菓スペシャリスト本科に在籍。

卒業後は帰国し、台湾で洋菓子店やホテルなどに努めた後に、学校で培った技術と現場経験を武器に自分で洋菓子店を開店しました。

今回はセンさんの仕事に対する考え方や専門学校在籍時の思いをインタビュー形式でお届けします🎙


(筆者)初めにご自身が仕事に対して大切に思っていることを教えて下さい

(センさん)大切に思っていることは大きく2つあります。それは「安全」と「美味しさ」です。

まずは口に入る全てのものは安全第一でなければなりません。衛生管理は徹底して行い、食中毒などのリスクを最小限に抑えることを常に考えてこそ美味しさは生まれます。私は美味しくないデザートは作りたくありません😑

(筆者今までたくさんの方が卒業して行きましたが、この職業を辞められる方も多いのが事実です。センさんが実感するこの職業の醍醐味や魅力はなんでしょうか

(センさん)確かにお菓子を作ることは時にものすごくプレッシャーもあり、しんどくなる時が多いです。

周りから見るとキラキラしていいますが、パティシエという仕事は実際に職場に入らないと大変だということがわかりません💦

卒業して就職して、初めはしんどいと思ってましたが常に興味をもって、やり遂げる気持ちを持てれば、この辛さは不思議とどんどん消えていきました☺

将来的に仕事量が多くなって、体力的にしんどくなっても、ケーキを完成させたい思いやお客様の幸せを考えると、楽しく仕事できます。この変化がこの仕事の醍醐味です💯

 

(筆者)この業界を目指す若い方に伝えたいことや成功するためにポイントをあげるとするならば、それはなんでしょうか

(センさん)我慢すること、真剣に取り組むこと、真摯に向き合うこと、諦めないこと。この4つ気持ちがあれば大丈夫です。仕事は裏切りません。

 

(筆者)今のご自身の課題はなんですか

(センさん)デコレーションケーキの飾り付けがまだまだ弱いです。

改善するためにお菓子の週刊誌や月刊誌を読んでトップシェフの作品を参考にしたり、研修に積極的に参加したりしています。

(筆者)ありがとうございます。次に神戸国際調理製菓専門学校で学んだことについてお伺いします。

(センさん)はい、よろしくお願いします

 

(筆者)入学を決めた理由を教えてください。

(センさん)まずは神戸に住みたいと思いました。なぜなら神戸はお菓子の町として有名です。

あとは学校見学に行った時に先生にとても優しさを感じました。学校も設備も完璧だし、この学校ならきちんと教えてくれる安心感がありました。

 

(筆者)実際に入学して卒業した時に感じた神戸国際調理製菓専門学校で学んでよかったと思うことはなんですか。

(センさん)人との付き合い方や仕事に対する姿勢を学ぶことができました。そういう意味では「パティシエとは」という部分をしっかりと勉強でき、台湾に戻ってきて、今の業務にも生かされています🙆

 

(筆者)とても嬉しいです。卒業生の立場から最後に、これから専門学校で学ぼうとする留学生の方にアドバイスをお願いします。

(センさん)まずは日本語の勉強をすること。そして日本語学校のように周りに同じ言葉が通じる仲間がいなくなって、孤独を感じるようになるけれども、全員に心をオープンにして、恥ずかしがらずに交流すればきっと良い未来が待っています。🌤

頑張ってください💪