調理師専門学校にAO入試での入学を考えてる人へ
調理師を目指すには、1つは2年以上の実務経験を経た後に試験に合格すること、もう1つは認可を受けた養成校で定められた単位を取得した上で卒業することです。
ほとんどの人が調理師専門学校を卒業し調理師となります。
調理師専門学校に進学するには当然入試がありますが、出来る事なら早めに進路を確定させて残りの高校生活を満喫させたいですよね。
そのためにもAO入試のことはきちんと理解しなければなりません。
神戸国際調理製菓専門学校も調理師養成機関ですので、入試の方法の一つとしてAO入試を取り入れています。
AO入試なら早いうちに進路を決める事が出来ますよ。
【AO入試とは】
AOとはアドミッションオフィスの略で、一般入試のような学力を問うような入試形態とは異なった、個人の能力や熱意や適性なども踏まえた上で、将来の可能性を見極め評価する入試制度のこと。
大学だけだと思われがちですが、専門学校の場合一般入試よりも一般的とされています。
選考方法は様々ですがエントリーシートと呼ばれる志望理由書を提出し、書類審査や面接などの入試をへて合格する必要があります。
面接ではこの学校に入学したいという思いや、高校生時代に頑張ったことを積極的にアピールすることが大切だとされています。
【面接で聞かれること】
絶対と言って聞かれるのが「志望動機」「長所・短所」「高校時代頑張ったこと」などです。
しっかりと対策し聞かれたらきちんと答えられるようにしましょう。
しかし、面接官が知りたいのはその奥にある人間性や志です。
つまり
・「志望動機」→「この学校に入りたい理由」→「この学校に入ってどうなりたいか」
・「長所」→「自分の強み」→「強みを生かして社会に貢献してきたか」
・「短所」→「自分の弱み」→「弱みが出た時どうやって克服したか」
・「高校時代頑張ったこと」→「この学校でどのようなことで頑張れるのか」
と面接官は変換しています。
なので、あなたも質問の意図を読み取って、面接官にきちんと伝えられるかどうかがポイントです。
☆『AO入試体験談』をくわしく見る☆
【合格するには”数”が大事】
AO入試を受けるからには絶対に合格したい。
それは誰もが思いますが、合格する人がいれば不合格の人もいます。
ではどうしたら合格することができるのか。
その答えは”数(かず)”です。
数とはどれくらい面接練習をしたかどうかです。
担任の先生や友達に色々なパターンの質問を模擬練習で用意してその答えの引き出しをたくさん用意しましょう。
たまに変わった質問(例えば「自分を食べ物に例えるとなんですか」など)をする面接官もいます。
その面接官に対してバシッと答えることができれば合格への道は近くなります。
【AO入試のいいところ】
・受験勉強がない
出願条件を満たせば誰でも出願できるのがいい点で、受験勉強なしで合格できるのは一部の人にとっては適しているといえます。高校3年間ずっと受験勉強に明け暮れていたなんていう人もいらっしゃるほど。学歴社会という中で「自分は何ができるのか」が評価される上で大切なことです。
・早めに進路が決まる
早ければ8月末には進路が決まるので、残りの学生生活を思う存分過ごすことができます。
ただ3卒業するまでの間、何もせずにダラダラ過ごしてはいけません。大学に入学するならば旅行に行って見聞を広げたり、専門学校に入学するならば少しその分野のことを研究してみたりと自分にとってレベルアップできる期間にすることが重要です。
・奨学金がある
AO入試で合格すると学校独自のお金が安くなる制度がある場合が多いです。
神戸国際調理製菓専門学校の場合、入学金の半額を支給する制度があります。
また特待生奨学金制度と行って一定の審査をクリアした場合にのみ、授業料の半額が支給される制度があります。入学予定の学校の募集要項をよく読むことをおすすめします。
☆詳しくはこちらの『特待生奨学品制度を紹介します』をチェック☆
・入学前から友達ができる
AO入試で合格して入学が決まった場合、学校から入学前教育として学校で実際の授業を受けることができたりします。
その時に同じAO入試で入学した仲間と出会うこともでき、入学後にわざわざ頑張って友達を作る努力しなくても自然に友達ができます。入学後の学生生活を少しでも充実させるためにもAO入試は一つの手といえます。
【AO入試の受験のために必要な書類は】
一般入試と異なり、AO入試に場合は準備しなければならない書類がたくさんあります。神戸国際調理製菓専門学校で必要な書類を紹介しますので参考にしてください
-<必要書類>- 入学願書 自己推薦書 AO認定書 写真2枚 調査書または成績証明書 出身校(最終学歴)の卒業証明書または卒業証明書のコピー 振替払込受付証明書 |
全てを本学が指定した封筒にいれて郵送してください
【AO入試がなくなる?】
2021年4月に大学や専門学校に入学する人は必ず知っておかなければならないこと。それはAO入試がなくなって「総合型選抜」という新名称に変わる予定です。これは文部科学省により高大接続改革の一貫として導入されるものであって、出願時期や合格発表時期が遅くなることや「学力の3要素」をより総合的に判断する点など、今のAO入試とは少し違うことが多くなりそうです。
【まとめ】
名称が変更になっても面接という入試方法が大きくウエイトをしめることは変わらないようです。
神戸国際調理製菓専門学校の面接では、調理師になりたいという思いや、この学校で学びたい具体的理由を伝えることが重要です。
そして自分の人間性や志が伝われば合格間違いなしです。