調理師専門学校の学費を安くする方法
日本の食が海外から注目されている中、料理の勉強がしたいという人が増えているのが現状です。
そして、今の世の中を考えると手に職をつけたいと思っている人は多いのではないでしょうか?
しかし、どこの調理師専門学校も学費が高い!
『なぜ調理師専門学校は学費が高いのか』の記事でもお伝えした通り、全国にはたくさんの調理師学校がありますが、食材や大規模な設備を利用するため学費は1年間で150万円〜180万が標準価格とされています。
今回は少しでも学費を安くする方法をお伝えします。
学校独自の奨学金制度を利用する
全ての調理師専門学校には学校独自の奨学金制度があります。
ただし、お金を返さなてもいいものと卒業後にお金を返さなくてはならないものがありますので注意してください。
今回は「神戸で唯一調理と製菓が学べる専門学校」である神戸国際調理製菓専門学校を例に挙げて紹介していきます。
独自の免学制度は4つあります。
詳しい情報は「学費サポート」をご覧ください。
①特定生奨学金制度
減額度★★★
こちらは一定の審査によって選ばれた者だけが受けることができる、学費の半額が支給される独自の奨学金の制度です
9月からはじまるAO入試第1期の合格された人のみが受験できます
その年の11月に試験日があって選抜者の発表をさせていただき、晴れて入学後に支給金を受けとるというような流れになります。
支給額など特に詳しく書いてある『授業料の半額を支援!「特待生奨学金制度」について』の記事や『特待生奨学金制度について』のページもご覧ください。
②AO入試特典
減額度★
入学金の半額の5万円が免除
AO入学とは、学校が定める学生像をオープンキャンパスや各種説明会にて相互に理解を深め学力だけでは判断できかねる意欲や能力、適正などを面接を中心に総合的に担当官が判断する入試です。
育成調理師専門学校でもAO入試を実施しております。合格した場合学費は103万円になります。
②ファミリー優遇制度
減額度★★
10万円を入学後支給
本学園の在校生または卒業生の子息、兄弟姉妹の方は本人からの届出があるときに限り入学金相当の10万円を入学後に支給します。
学費は実質98万円になります。
③大学・短大卒業者特待制度
減額度★★
入学金10万円を免除
入学前に大学・短大を卒業見込みの方、また既に大学・短大を卒業している方は卒業を証明できる書類を提出すれば入学金の10万円が免除となります。
教育訓練給付制度を利用する
減額度★★★★★
こちらは学校独自のものではなく、ほとんどの学校で利用できる奨学金制度です。
教育訓練給付制度とは社会人経験者の方限定で、一定の条件を満たせば支払った受講費用の一部がハローワークから支給される制度です。
また受講終了後一定の条件を満たせばさらに支給されますので、詳しくは最寄りのハローワークへお問い合わせ下さい。
最短で安い学費で勉強できる方法
神戸国際調理製菓専門学校には1年間で調理を勉強できる調理師科というコースがあります。
調理師科の学費は1年間で179万円になっています
卒業と同時に調理師免許を取得できますので、一度社会人を経験した方や何か新しいことを始めたいと考えている人にとっては学びやすいコースになっています。
では、いったいどのようなことが学べるのでしょうか?
卒業と同時に調理師免許を取得できる
調理師の国家資格を取得する方法は2つあります。
1つは2年以上の実務経験を経た後に試験に合格すること、もう1つは認可を受けた養成校で定められた単位を取得した上で卒業することです。
つまり、調理師免許に必要な単位を取得し卒業ができれば1年間でも調理師免許は取得することができます。
『【試験を受ける必要ナシ!】調理師免許を取得できる学校の紹介《神戸》』で紹介した通り、神戸国際調理製菓専門学校は認可を受けた調理師専門学校なので、卒業と同時に調理免許を取得することができます。
神戸で最短である1年で調理師免許をできるのは神戸国際調理製菓専門学校しかありません
調理師免許は食品や衛生、栄養に関する知識を有することを証明する国家資格ですので取っておいて損はありません。
調理師免許のメリット・デメリットについては『【国家資格】調理師免許を紹介!取って損はありません!』の記事をご覧ください
和洋中学べる
年間390時間の実習の中で和洋中全ての分野の経験を積むことが出来ます。
実習は調理器具の使い方から始まり、少しずつレベルアップしていくので調理師として一からチャレンジする方も安心です。
調理師専門学校に行かず高卒のまま就職してしまうとその店で出しているメニューしか学ぶことが出来ません。
料理のプロから直接指導が受けられる上、食材も様々なものを扱うので、経験の幅が大きく変わってきます。
就職率100%
毎年変化する業界に合わせて柔軟に変化させながら歴史を積んできました。
業界に常にアンテナをはりながら、調理師の養成のためにカリキュラムを構成しています。
結果就職率100%を獲得できました。(2017年度実績)
主な就職先はホテルやレストランやカフェになります。
調理師専門学校の卒業生でなければ採用しないところも多く、先の就職のことまで考えると、業界とのつながりが深い専門学校への入学メリットはかなり大きいです。
まとめ
学費が安くなる方法として解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
学校独自の奨学金制度はないことはないと思いますので、しっかりと調べましょう。
学費は決して安いお金ではありませんし、進学は将来を左右するきっかけにもなります。
もしあなたが保護者の方から製菓専門学校に反対されているのであれば、入学前にどのくらいお金がかかるのかをはっきりとさせておくことも大切です。
そして学費は高いけど「こんな奨学金がある」「こういったことにお金が使われている」といった情報は保護者の方を説得するためには必要です