【活躍する卒業生の紹介】足立朱里さん 製菓スペシャリスト本科2023年3月卒(育成調理師専門学校向陽台高等学校出身)
先日、現在はホテルヴィスキオ大阪に勤務中の足立朱里さんを取材させていただきました。
足立さんは、本校の製菓スペシャリスト本科の卒業生で、ホテルヴィスキオ大阪のレストランにて、サラダをはじめとする冷製料理の盛り付けを担当されています。
モットーは「向上心を絶やさないこと」
調理の世界は日々進化し、新しい技術や食材が登場するため、常に学び続ける姿勢が大切だと話してくれました。
「調理の世界は、自分のスキルを磨いていくためのステップが明確に存在するところが魅力です。今はそのステップアップの過程を楽しんでいます。」
調理の世界を目指すきっかけは、高校生の頃に始めた調理のアルバイトだったそうです。「勉強があまり得意ではなかったのですが、料理を作ることはとても楽しく、どんどん得意になっていく自分がいました。この分野に進んで良かったと思っています。」
調理の世界を目指す上で大切なことは?
調理の世界を目指す上で大切なこととして、足立さんは「当たり前のことをしっかりとやる」ことを強調されていました。
「調理の仕事をする上で、厨房の衛生管理はもちろん、挨拶や掃除など、基本的なことが大切です。先輩方は普段から私たちの行動を見ています。当たり前のことをきちんとやることで、信頼関係を築くことができると思っています。」
現在は、後輩指導にも力を入れている足立さんですが、教えることの難しさも感じているそうです。
「後輩に教えることは、私自身にとっても良い経験になっています。ただ、教え方が合っているのか、しっかりと理解できているのかが分からず悩むときもありますね。」と2年目ならではの課題があるようです。
今後の目標については、「このホテルに少しでも貢献できるように、次のステップに向けて頑張っていきたい」と抱負を語ってくれました。
「いまは冷製料理の盛り付けを担当していますが、焼き場や接客など徐々にできることの幅を広げていければいいなと思っています。」
足立さんは、本校在学中にインターンシップを経験し、仕事のイメージを掴むことができたそうです。
インターンシップ先は個人店だったそうで、第一希望だったホテルでの仕事と比較もできたとも語ってくれました。
それがインターンシップの良さですよね。
今回足立さんのインタビューを通して、調理の世界で活躍するためには、技術はもちろん、人としての成長も大切であることを改めて感じました。
本校では、これからも、現場で活躍する卒業生の活躍を応援し、より良い教育を提供していきたいと思います。
まとめ
調理の世界で活躍したいと考えている皆さん。調理の道は決して平坦ではありませんが、努力次第で大きく成長できる素晴らしい仕事です。
本校では、基礎から実践まで、幅広い知識と技術を習得することができます。卒業生たちは、様々な場所で活躍しており、皆さんの先輩として、きっと力になってくれるはずです。
少しでも調理や製菓に興味がある方は、ぜひ一度、本校のオープンキャンパスに足を運んでみてください。