絶対参加!パティシエの専門学校のオープンキャンパスに行く意味とは?
パティシエの専門学校を知るためにオープンキャンパスはとても大切なイベントです。
入学者が口を揃って言うことは「オープンキャンパスは学校の雰囲気や先生の雰囲気など肌で感じれる貴重な時間だった」ということです。
そして今ではたくさんの入学希望者が参加するイベントとなっています。
でも皆さんの中にも「オープンキャンパスに行くことって絶対ではないよね」「パンフレットを見ればだいたいわかる」と思っている人もいることでしょう。
たしかに絶対条件ではありませんが、結論から言うとオープンキャンパスに参加することをオススメします。
今回はパティシエの専門学校のオープンキャンパスへ行く必要性を紹介します。
なぜパティシエ専門学校ではオープンキャンパスが開催されているのか
パティシエの専門学校は洋菓子職人、パン職人、和菓子職人などになりたい人が学びに行く学校です。
全国には約100校のパティシエの専門学校がありますが、名前が全国に知られている学校もあれば、CMなど宣伝は行わずほとんどの人が名前を知らない学校もたくさんあります。
専門学校によって1年制から3年制まで通う期間も違ったり、学費もずいぶん違います。
さらに同じ専門学校の中にも複数のコースがあり、同じコース名でも専門学校が違えば実習と座学の割合が違ったり、できる経験が違ってきたりします。
また高校よりも専門学校の方が学校ごとの特色に違いがあるので注意が必要です。
入学したい学校のことをしっかりと理解して入学をすることは当たり前ですが、複雑が故にわからないまま入学をして「やっぱりあっちの学校のほうが良かったかも」と思っても気軽に学校を変更することはできません。
ということは入学前にしっかり「入学してよかった」と思える学校かどうかを見極めてから志望する専門学校を選ぶ必要があります。
では「入学してよかった」と思えるためにはどうすればいいのでしょうか?
それは入学に対する不安や疑問を一つでも無くすことです。
そのためにオープンキャンパスが存在します。
オープンキャンパスは不安や疑問を解決する場所である
パティシエの専門学校のオープンキャンパスでは様々なイベントを1日かけて行います。
その一つ一つのイベントが自分の進学活動における疑問や不安を解決できるということを知っていましたか?
ではどのようなイベントが何を解決できるかを見ていきましょう
イベント | 解決できること |
---|---|
体験実習 | 入学後どのようなスイーツを作るのか? 先生や学生の雰囲気はどんか感じか? どのような方法で授業が進んでいくのか? |
学校説明会 | どのようなことを勉強するのか 入試や学費や奨学金はどのようなものがあるのか? その学校の魅力はどのようなところなのか? |
施設見学 | どのようなところで勉強するのか? どのような施設や機材がそろっているのか? 1人でも学校生活が充実できるか? |
個人相談 | 自分しかない悩みを解決できるかどうか? |
体験実習について
その時々でメニューは変わりますがパンを作ったり、ケーキを作ったりと和気あいあいとした雰囲気の中、実際の実習室で実習を体験します。
入学したら使うであろう製菓器具や実習室を使用できるのはとても良い体験です。
実際の授業というのは自分が入学した後のことを想像することができます。
しかも高校までの家庭科の授業とは比べ物にならない本格的な実習です。
さらに試食できたりするのも嬉しいポイントですよね。
しかしただ単に、ケーキを作って試食するだけなら家でもできるので、せっかくだったら入学後の自分を想像しながら体験することが重要です。
学校も違えば先生も違います。先生が違うということはスイーツも全く異なります。
先生の説明の仕方は分かりやすいか、お手伝いの学生は熱心にサポートしてくれたのか、など内容よりも大切なことが感じられるでしょう。
自分の味覚に合っているのか、指導方法は自分に合っているのかを確認する時間として過ごしてみてくださいね。
そしてどうせなら好きなメニューの日にオープンキャンパスの予約をするのもオススメです。
学校説明について
学校説明では入学する際の注意事項やどんなことを学ぶのか、その学校がどの部分に力を入れているのかを聞くことができます。
そしてパンフレットでは語りきれない熱い思いを聞くともできるかもしれません。
特に入試方法に関しては数種類ある学校がほとんどです。
自分一人では理解できないことも多く、また大切な学費や奨学金のことも説明される場合が多いので、保護者の方と一緒に参加されるのをオススメします。
施設見学について
校舎がキレイだと通うたびにテンションがあがりますよね。
それはパンフレットやインターネットの写真では分からない空気を感じたからです。
しかし、ただ単に見学をするのではなく、掃除が行き届いているか、先輩たちはイキイキしているか、など細かいところまでチェックしてみるといいかもしれませんね。
もし、オープンキャンパスに参加をする前にある程度入学することを決めている人でも学校を見学してみて「なんか違うな」を感じた人も少なくありません。
入学前とのギャップを埋めるためにも学校見学会は必須です。
個別相談について
個別相談は体験実習や施設見学が終わった後に開催されるイベントである場合が多いです。
一日の中で感じた疑問でもいいですし、事前に用意をしていた質問でもいいので担当してくれる学校のスタッフに聞いてみてください。
もちろん学校生活を過ごしていく中で不安に思う個人的な悩みもあると思います。
それを相談した時に丁寧に受け答えしてくれるかどうかもチェックするポイントです。
なにも相談することがないという方は「違い」について聞いてみてくだいさい。
例えば、1年制また2年制の学科の違い、他校との違い、AO入試と指定校推薦の違いなどです。
もしかしたら、自分に合った入試方法や学科があるかもしれません。
学校選びについては『【高校生のみなさまへ】パティシエになるには専門学校と大学どちらがオススメ?』の記事でも解説しておりますのでチェックしてみてください。
オープンキャンパスに参加する意味
最初のインスピレーションも大切なのでパンフレットから好印象を受けるという条件も、候補の学校を選ぶ際には必要ではあります。
しかし、学校選びで一番やってはいけないのが、パンフレットだけでみて入学を決めることです。
それは見た目は良くても食べてみたらマズかったという果物がたくさんあるように、オープンキャンパスに参加することでパンフレットから感じた雰囲気とはずいぶん違うな、と思うことと同じことです。
逆にパンフレットより断然印象がいい、という学校もあるでしょう。
最後は自身と肌が合うか、ということが1番重要となってきます。
客観的な口コミも参考にはなりますが、どれだけ評価が高い学校でもあなたに合うとは限りません。
逆にどれだけ評価が低い学校でも、あなたにとっては最高の学び舎になることもまたあるのです。
先入観だけで判断せず、自分に合うかどうかを確かめられることがオープンキャンパスに参加することの大きな意味となるでしょう。
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