ブログ

専門学校に集団面接ってあるの?合格するための3つポイントをご紹介

学校推薦やAO入試などを受ける場合、学校によっては集団面接になることもあります。

普通の面接でさえ緊張してしまいますが、集団面接と聞くと余計に胃が痛い…

そんな方のために、今回は集団面接について詳しく解説していきます。

■面接の形式は大きく3つのパターンに分けられる

専門学校によって面接のスタイルもそれぞれです。

進学したい専門学校が決まったら、面接の形式を事前にチェックしておきましょう。

  • 個人面接

面接を受ける生徒に対して面接官1人(もしくは数人)という形式で、多くの学校がこの形式での面接を実施しています。時間はおよそ5分から長くても20分程度です。

面接前に提出している履歴書や志望理由書を元に、いくつか質問をされるパターンがほとんどです。事前にしっかりと準備をしておきましょう。志望動機に書き方については『専門学校の志望動機のつくり方とは?調理系の例文もご紹介!』も合わせてチェックしてみてくださいね。

履歴書や志望動機を書いた紙はあらかじめコピーを取っておくと安心です。面接官との対話になるので、聞かれたことに対しての返答がちぐはぐにならないように「会話」を意識するのがポイントです。

  • グループディスカッション

受験する生徒同士(7~10名程度)で1つのテーマについてディスカッションをする形式です。時間は長くても1時間程度になります。実施している学校はあまりありませんが、募集人数の多い学校や分野によっては取り入れている場合もあります。

話し合いを進行したり、積極的に意見を出したり、グループを上手くまとめたりと、ディスカッションを進める間の行動・発言を元に、あなたがどんな人なのか、パーソナルな部分を見る試験になります。決められた時間内に、与えられたテーマに沿ってグループ内での意見をまとめて発表するという流れになります。

  • 集団面接

複数の生徒が横並びに座り、一度に面接を受ける形式です。時間はおよそ10分から30分程度の場合がほとんどです。

ここからは、そんな集団面接について詳しくご紹介していきます。

■何のために集団面接が行われるの?

1対1の個人面接とは違い、何人も同時に試験を行う集団面接やグループディスカッションには2つの目的があります。

(1)集団の中での受け答えを見るため

集団面接は、1つの質問に対して複数の生徒が回答していきます。

最初の人と同じ意見になってしまったり、1人だけみんなと違う考えになってしまうこともあります。面接官はそんな時にどう受け答えするのかをチェックしています。

専門学校では、社会に出た時のために授業や実習でチームを組んで課題に取り組むことがありますし、実際多くの仕事は会社の中でチームとして動く場合がほとんどです。

集団面接やグループディスカッションは、そんな集団の中で相手の意見を尊重したり、まわりに流されずに自分の意見を伝えたりできる人なのか確認するという目的があります。

(2)面接の効率を上げるため

応募者が多い学校では、一度の募集で何百人もの学生が応募してきます。

受ける側にとっては1度の面接ですが、面接をする側にとっては1日に何人もの学生を1人ひとり審査していくのはなかなか大変です。

そのため、一度に複数の応募者を面接することで少しでも手間と時間を効率化しているのです。集団面接は1次面接として使われることも多いようです。

■集団面接で合格するための3つポイント

集団面接は30分から1時間程度で開催されますが、4人で面接を受けるのであれば一人当たり15分程度の時間しかありません。

その時間内にいかに自分を表現できるかが大きなポイントになってきます。

面接時には身だしなみも大切です。

専門学校の面接はどんな服装で行ったらいいの?』の記事に詳しく書いていますのでご確認ください

<自分が伝えたい大切な部分をまとめておこう>

自己PRや志望動機は全部をまるまる伝える時間はありません。

出来る限り短く、分かりやすく面接官に伝えられるように、大事な部分にマーカーを引いたり、短いバージョンを考えておくのがオススメです。

<他の人の話もしっかり聞くこと>

自分の番じゃないからと、他の受験者の話を聞かないのはNGです。

質問はそれぞれ違うことを聞かれる場合もあれば、全員同じ質問をされることもあります。

いきなり「○○さんはどう思いますか?」なんて質問が来る可能性もあります。

他の人の話を聞いている態度も、意外とチェックされていますよ。

<他の人の意見に焦らないこと>

自分が言おうとしていたことを先に言われてしまったり、みんなの意見と一人だけ違ったりするとついつい焦ってしまいますが、どの順番でも焦ることはありません。

他の人と答えが同じになってしまった場合は、「私も同じく○○ですが…」と自分なりの考えを追加したり、表現を変えて対応しましょう。しっかりと自分の考えを伝える事が大切です。

まとめ

いかがでしたか?

専門学校の集団面接について詳しくご紹介しました。

集団面接と聞くとついつい身構えてしまいますが、基本的なポイントは個人面接と変わりません。

・基本的な挨拶やマナーをしっかり意識すること
・高校生らしい清潔感のある身だしなみをしていること
・人の話をしっかり聞いて、正確に答えられること
・しっかり志望動機や入学してからの意欲を伝えること

この記事を読んでもまだ不安だという方は『専門学校に受かりたい人必見!|面接で受かるコツとは』で面接で使えるコツを解説しておりますので合わせてお読みください。

高校では集団面接の練習をしてくれる場合も多いので、不安な所はぜひ学校の先生に相談してみましょう。

〇この記事の執筆者〇-

神戸国際調理製菓専門学校

本校は神戸で唯一、調理と製菓が学べる学校です
「一人ひとりの味を、ずっと応援」をコンセプトに調理と製菓、それぞれに幅広い視野をもったプロを育成しています。料理を2年間勉強するコースである調理スペシャリスト本科では調理師免許の他に「介護食士3級」「食育インストラクター」など在学中に最大9種類もの資格を取得可能です。お菓子を1年間勉強する「製菓衛生師科」や2年間勉強する「製菓スペシャリスト本科」では製菓衛生師の受験資格を取得可能です。

フランス・パリの街並みを再現した1Fエントランスは学生カフェを併設しております。JR元町駅から南に徒歩3分。