パティシエ専門学校の先生が感じる担任制のいいところ
高校3年生のみなさんは来月には卒業を迎えます。
しかし晴れて卒業を目の前にしても進路先に対する不安は積もるばかり😰
ただそういう時は必ず頼りにする人がいますよね。
そうです。担任の先生です。
担任の先生はあなたの性格や人間性を一番に理解しています。3年間ずっと同じ先生だったなんて人もいるのではないでしょうか。
パティシエ専門学校でも担任制を実施しているケースがほとんどで、実習や座学など学習面での対策を徹底しているのはもちろん、様々な面から学生一人一人の生活もサポートしています
神戸国際調理製菓専門学校も担任制度を実施しており、学科ごとに担任1名、副担任1名を最低配置し、日々の悩みや進路について相談できる環境を整えています。
パティシエになるためには実習や座学は他の分野の専門学校よりも幅広く勉強します。
専門的な言葉や意識の高い雰囲気に自分が押しつぶされそうになることもあるでしょう。
そのためにも個人面談を定期的に行い、どんな些細なことでもしっかりとサポートしています。
気軽に相談できる環境を整えることでど学習面でもそれ以外の部分でも、安心してパティシエを目指せるよう、一人一人に沿ってしっかりとサポートしています。
担任制を採用することは学生だけではなくて先生にとってもメリットがあります。
今回はパティシエ専門学校の先生だから感じる担任制のいいところを紹介します。
【担任制のいいところ】
①情報交換がスムーズ
神戸国際調理製菓専門学校では朝に一回、放課後に一回と一日に2回ホームルームがあります。
明日の授業で必要なものを聞いておくこともできたり、情報交換も気軽にできるため何事も敏速に対応することができます。
②就職に向けて一緒に考えれる
パティシエ専門学校を卒業するとほとんどの学生は就職をします。
もしも私たちが学生ならば少しでも自分の希望に合うところに就職したいと考えるはずです。そんな思いを叶えるためにも担任制を採用することで、学生と一緒に就職に向けて考えることができます。
担任は学生一人一人の性格や人間性を把握しやすいため、就職先とのマッチングをスムーズに行うこともできます。
神戸国際調理製菓専門学校では夏には保護者会を実施し、保護者と一緒に学生の今が見えるように努めています。そのかいもあってか2017年度には就職率100%を獲得しました。
③きめ細かい指導ができる
パティシエとしての資格は製菓衛生師免許というものになります。
製菓衛生師免許はパティシエ専門学校で資格取得のために必要な単位を取得した後に学校を卒業して試験に合格する必要があります。
なので在学中に専門的な知識や技術を必要とするため、学ぶ事に対して「自分では無理かも」と不安に感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
担任制度を設ける事で学生の悩みなどを解決し、その学生にあったきめ細かい指導を直接することができます。学生も担任という肩書きを持った先生から指導を受けることで安心感を持つことができ気持ちの切り替えもできるはずです。
【担任はどんな先生?】
神戸国際調理製菓専門学校では実習担当の先生が担任を持っています。
理由は実習担当の先生はもともと業界で働いていた経験がありますので、学生が卒業後の就職先をきちんと見定めることができるからです。
パティシエの世界は常に移り変わりが激しい業界です。
学生が就職し定着するために必要な情報を共有できるためにも実習担当の先生を担任に採用しています。
【大学と大きく違うポイントの一つが担任制です】
大学生の就職活動は企業分析から応募まで全て自力で行ってるケースがほとんど。
それに加えて、インターネットの就職サイトに頼りがちになっているのが現状です。
それに比べてパティシエ専門学校の就職活動は学校主体なので就職活動をしながら自分のやりたいことができる環境にあります。
特に神戸国際調理製菓専門学校は担任副担任とキャリア担当の3人の先生ががっちりとサポートし、学生の希望に沿った企業選びを一緒に考えることができるので、無理に悩むことなく就職活動に取り組むことができます。
【まとめ】
いかがでしょうか
担任制を実施することの全ては学生との信頼関係の構築にあります。
学びの環境の中で、どんな些細なことでも相談できるようなプラットフォームを作ることは優先的に行わなけらばいけません。
ただそれ自体が重要なことではなく、肝心なことは学生がパティシエになるための知識や技術を在学中にきちんと身につけれるように、学校が全力でサポートしているかどうかです。
それを可視化したのが担任制と言えるのではないでしょうか。
もちろん担任制を実施している学校もあればそうではない学校もあります。
自分にあった学校選びをする際には、自分がこの学校できちんと将来のために学べるかどうかという点で総合的に判断するのがいいでしょう。