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【活躍する卒業生の紹介】菓舗とくのや5代目店主 渡部裕也さん(愛媛県立丹原高等学校出身)

卒業生情報

店名:菓舗とくのや

役職:店主

名前:渡部裕也

出身校・学科:神戸国際調理製菓専門学校 製菓衛生師科 2007年卒

出身高校:愛媛県立丹原高等学校

プロフィール

神戸国際調理製菓専門学校卒業後、神戸・松山にて数年間菓子業界に従事。一度は業界を離れるものの2012年に実家の和菓子屋を継ぐことを決意し、現在は5代目店主として店を切り盛りしている

地元愛媛県で和菓子屋を営む渡辺さん。いろいろな課題に立ち向かいながらも前進し続ける彼に話をお伺いした

いつかその時のために、、、日頃から意識していることとは?

まずは現在の仕事内容を教えていただけますか?

渡辺さん:

主に和洋菓子製造、販売を担当しています。

あとは5代目店主として創業から続いている味を守りながら、お店を一歩でも前に進められるように自分らしく何事にもチャレンジしていっています。

では今の仕事において大切にしていることを教えていただけますか?

渡辺さん:

感覚や曖昧なカンに頼らず、成功も失敗もある中で、「なぜ」を常に自分で見つけることを意識しながら仕事をしています。

それはこの先いつか、店を継いでくれる人が現れた時、いつでも自分の得た物や技術を伝承できるようにするためです。

今まで家族経営でやってきたが5〜10年後には先代の高齢化により他人を入れざるを得ない為、他人と働けるような店作りも同時にしていかなくてはいけませんからね

今も本校には実家が料理屋さんをしていて将来的には後を継がなければならない、といった学生も在籍しています。

そんな学生たちのためにも、この業界で働く上で大切にするべきことは何でしょうか?

渡辺さん:

まずは健康第一です、健康を害してまでする仕事は何も生み出さないし、得られる事もほとんどありません。

疲れ果てて条件反射でする仕事なんて、身体で覚えても頭に入ってないから言葉で伝えられません。

基礎を培った学生時代

次に学校生活のことについてお伺いします。

なぜ神戸国際調理製菓専門学校に入学をしようと思いましたか?

渡辺さん:

体験入学をした時の学校の空気感がとても印象に残っていたからです。

高校の進学実績で選ぶのでは無く、自分で足を運びこの学校に決めました。

では実際に学んでよかったことはありますか?

渡辺さん:

いくら実家が菓子屋でも知識や技術は0からの始まりなので、細工物や和菓子、洋菓子の基礎の基礎はしっかりと学ぶことはできました。

今でも新しい商品を考える時は特に実習ノートは今でも見返す時がありますよ。

そうなんですね!

学校での学びが今も生かされている証拠ですね。

ありがとうございました

渡辺さん:

ありがとうございました。

▼菓舗とくのやのInstagram

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