【日本で働く卒業生の紹介】林于涵さん(コミュニカ学院出身)【特定活動第1号】
日本で働く留学生の卒業生を紹介します
林于涵さん
出身国 :台湾
卒業年 :2020年
卒業学科 :製菓衛生師科
日本語学校名:コミュニカ学院(神戸市中央区)
就職先 :株式会社セセシオン
業務内容 :洋菓子製造
在留資格 :特定技能第一号
林さんは現在株式会社セセシオンという洋菓子やパンの製造をしているケーキ屋さんで働いています。
入社から半年たった今の状況をインタビュー形式をお伝えします。
◆現在の担当業務を教えてください。
洋菓子の製造の一部を担当しています。
最近の仕事で言えばカスタードクリームを炊いたり、ケーキの仕上げを任されました。
◆仕事をしている時に大切にしていることは何ですか?
綺麗に正確に早く仕上げることを目標にしています。
多い時だと朝900個ほどのケーキを製造しますので、スピード勝負になってきます。仕事が疎かになってしまわないように丁寧に仕上げることを意識して製造に取り組んでいます。
◆今の仕事の課題は何ですか?
作業スピードがまだまだ遅いことです。
なのでスーパーで果物を買って家で練習もします。この前はイチジクやキウイを買ってカットの練習をしました。さらに職場の人に迷惑をかけないように店で新作が出たら自分でもインターネットで調べたりしてケーキについて勉強をします。
◆仕事の醍醐味や魅力を教えてください
自分が仕上げたケーキが売れる瞬間が1番嬉しいです。
その瞬間があるからこそ楽しく仕事ができています。これからも自分が携わったケーキがお店でたくさん売れるように努力していきます。
◆洋菓子屋さんで仕事を目指すうえで大切なことは何ですか?
覚悟が必要です。
朝も早いし大変な仕事であることを知ることが大切です。あと日本語ももっと勉強しなければなりません。
□次に学校で学んだことについてお聞きいたします
◆なぜ神戸国際調理製菓専門学校に入学しようと思いましたか?
はい、まずはWライセンスコースがあったことです。
調理と製菓の両方が勉強できることはキャリアアップにとってとても大切だと思います。最終的には製菓衛生師科のみで卒業をしましたが、就職や在留資格のサポートもしてくれましたので感謝をしています。
◆学校での学びはどのようなことにつながっていますか?
カルチェ(果物の皮剥き)やコルネ(紙の絞り袋)作りなど基礎技術などが役に立っています。
あとは技術もそうですが、材料について詳しくなったことです。ケーキや商品を買う時に材料は何が使われているのか、どのように作られているのか興味を持つようになりました。
2019年から新しく発足された「特定技能第1号」の在留資格で5年間は働くことになっております。
たくさんのことを学校のことを生かしながら、たくさんのことを吸収してほしいです。
神戸国際調理製菓専門学校では留学生の方も在籍しています。3月まで願書受付中です。