調理師専門学校で学ぶ?それともお店で学ぶ?
調理業界では資格よりも「どんなことができるのか」「どのような技術を持っているのか」が重要となっています💪
今回は技術を身に着ける方法として調理師専門学校で学ぶのか、お店で修行をするのか、の2つを紹介します。
それぞれメリットデメリットは存在します⚡
どちらが向いているのかは自分にしかわかりませんので、参考にしていただければと思います。
調理師専門学校の場合
調理の道に進む一般的な方法として調理師専門学校に入学することです🏫
調理師専門学校では実習の他にも調理理論や栄養学など調理師として必要不可欠な知識を広くまんべんなく学べて、卒業と同時に調理師免許も取得することができます。視野も広くなるでしょう。
調理師専門学校の良いところ
学習環境が整っていることです✨
自分と同じ志をもつ仲間と一緒に最新の調理機器を使って切磋琢磨しながら学べることです。
どんどん成長できる環境と言えます🤗
そして意欲があっても不器用でなかなか技術力が身につかないといった人にとっては、専門学校は先生がいますので丁寧に教えてもらうことで技術習得への近道となるでしょう。
また自分はどういった人間なのかを見直す時間を持てるのも学校で学ぶメリットです✨
本当に調理分野で一流の調理師を目指していけるのかどうかを考えることができるのは、様々は可能性を持っている若い時にしかできません💡
調理師専門学校の教育方針を確認しよう
調理師専門学校には学生を社会に送り出して調理業界に貢献するという目的がありますが、そのために学生を育てるのかは違ってきます。
卒業時にどのような学生となっていて欲しいのか、を決めた上でそれぞれの学校でカリキュラムを考えていることでしょう。
神戸で唯一調理と製菓が学べる学校である、神戸国際調理製菓専門学校では「学生の頑張りたいを尊重する教育」というのを行っています。
「学生の頑張りたいを尊重する教育」とは
全員がこの学校でプロの調理師になるぞという気持ちで調理師専門学校に入学してきます。その気持ちは決して絶やしていけないと神戸国際調理製菓専門学校は考えています。そこで教育方針として掲げているのが、「学生の頑張りたいを尊重する教育」です。具体的には「レベルアップレッスン」と「Eラーニングシステム」です。
レベルアップレッスンとは
一言で言えば「レベル別に分かれた授業外の授業」のこと。
初級・中級・上級とレベル別に分かれた授業が放課後または土曜日に開講されていて自由に受けることができます。
授業も少人数制で行われますので、自分の苦手な分野をきっちりと解決できるシステムになっています。希望制をとっていますので受講してもしなくても大丈夫。学生の75%が利用している人気のカリキュラムです。
Eラーニングシステムとは
一度は聞いたことがあかもしれません。
Eラーニングとは動画を使った学習です。
授業で習ったことを動画を使って復習することで曖昧な認識を無くし正しい技術・知識を習得するためものです。
学生一人一人にメールアドレスとパスワードでログインし自分のスマートフォンから動画を見ることができるので、お風呂の中や電車での通学中に気軽に予習復習ができる学習環境を神戸国際調理製菓専門学校は整えています📱
調理師専門学校で学んだことが直結しないことも
調理師専門学校では基礎技術や理論を広く浅く教えるため実践役立つ技術を身に着けることはなかなか難しい。
また直接お店で働いて修行する方法を選んだ人に比べて社会にでる時期が遅くなるため年齢を高くても後輩として働かなくてはなりません。
ただ一部の学校ではインターンシップを採用している学校が多く、社会にでる前に現場を経験することで就職後も即戦力として働けるようなカリキュラムを構成している調理師専門学校も多い。
お店で修行することのメリット
学校に通わず直接、店で修行をする人も少なくない。
すでに自分のやりたいことが決まっていて「ここで働きたい」と強く思っている場合にはそのまま料理の世界に飛び込んでいってしまうのも手である💦
一番のメリットは専門的な技術をいち早く身につけられる点である。
調理業界ではジャンルを問わず、お客様に料理を提供するにあたって、仕込みから始まって調理をして皿盛りをしてといった段階を踏む。
早めに現場に出ればそれだけ作業に触れることができるのでグングンと上達していくことは間違いない。調理業界はまだまだ縦社会のためたった1年の差が大きな差を生むだろう。
例えばラーメンや焼き鳥など一つの技術を突き詰めることに関しては専門学校にいくことが逆に遠回りになってしまうでしょう。
一番のデメリットは辞めたあと
一言で言うと調理分野は厳しいです。
もともと基礎技術が全くない人ではたとえ店に入ったとしてもついていけずに辞めることになりかねません😲
辞めたくても次の仕事のあてもないため、修行をし続けて体を壊してしまうことも少なくありません💀
そして最終的にはプロの道を諦めてしまうことになるでしょう。
他業種への転換も難しく、やはり昨今の時代の流れから考えると調理師専門学校に通って幅広い知識を学んでおく方が将来的に役に立つことが多いと言えます。
まとめ
調理師専門学校を卒業した後でも結局は就職して縦社会の中で修行をすることになります。
同じ道を辿るのなら少しでも早くお店に入り技術を身に着けるのがいいのではと思うはずです。
しかし、今の時代何が起こるかわかりません。
自分の将来に選択を持たせる意味でもきちんと調理師専門学校で基礎から学び一流の調理師を目指すことをおすすめします。
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