お知らせ

【産学連携】ホテルモントレ神戸でWライセンスコースの学生たちが考案した商品が提供されています

この度、学校法人育成学園が運営するEcoleCP(エコールセーペー)神戸国際調理製菓専門学校(所在地:神戸市中央区、学校長:植木砂織)の学生たちが兵庫県の食材のすばらしさを知ってもらう機会を増やそうという目的でホテルモントレ神戸(所在地:神戸市中央区)、兵庫県農林水産部(所在地:神戸市中央区)との「産・官・学」の連携プロジェクトを実施しました。

実施課程と所感

「兵庫県の食材を使用したキッシュ」というテーマのもと、各班に分かれ、ホテルモントレ神戸内のレストランで提供される新メニューに挑戦しました。

各班とも採用を目指し、兵庫県農林水産部の担当者による兵庫県の野菜やお肉に関する講義で理解を深めるなど、何度も試作を重ね、商品づくりに取り組みました。

当日の審査会では5種類のキッシュが提出され、学生によるプレゼンテーションで出来と試食審査により、播州百日鶏を日本人向けにアレンジした「播州百日鶏の照りやキッシュ」が選ばれました。

審査員の中には「照り焼きは老若男女が喜んで食べていただける定番の料理でホテルのレストランで提供するには一番適している。ネギの食感を出すために切り方を工夫したり、味のアクセントに粉山椒がかかっているのもさすが専門学生ですね」とコメント。

「播州百日鶏の照りやキッシュ」を制作した学生は「自分たちが考えたメニューが現場で活躍されている方に評価していただけるのも貴重な経験で、大変だったけどとても勉強になりました。時にはメンバーと意見が合わないこともありましたが、今まで以上に仲良くなれた気がします。」とほっとした表情でした。

今回企画を担当した学校の職員は「今後も実践に直結するこのような授業を通じて、卒業後のプロの料理人としての創造力と実行力を養っていきたいです。」とコメントしました。

審査について

審査員によるレシピ審査、プレゼンテーション審査、試食審査の総合30点満点で評価をしました。

日時は2022年10月5日㈬で13時~15時。

13時スタート→調理開始→プレゼンテーション→審査→順位発表→総評→15時終了となりました。

審査員

ホテルモントレ取締役 統括総支配人 大原 拓也 様

ホテルモントレ 統括料理長 田中 勝次様

兵庫県 農林水産部 流通戦略課 ブランド戦略班 主幹 豊住 泰久 様

兵庫県 農林水産部 流通戦略課 ブランド戦略班 矢野 雄佑 様

神戸国際調理製菓専門学校 事業部 植木 修平

取り組んだ学生

Wライセンスコースに所属する学生15名が3班に分かれそれぞれの班で商品化を目指す作品1品を制作。

Wライセンスコースとは調理と製菓を勉強する2年間のコースで、調理師免許と製菓衛生師の2種類の国家資格を効率よく取得できる本校でも人気のコースとなっております。

詳しくは「Wライセンスコース」のページをご確認ください。

ホテルモントレ神戸での提供に関して

11月初旬から朝食バイキングでの一つとして提供されています。

終了時期は11月末の予定となっております。

お時間のある方はぜひお越しください